さて、今回は私のこれまでの就農準備の状況について書こうと思います。
就農準備の道のり
簡単に書くと、私の就農準備の道のりはこんな感じです。
- 役所の農林〇〇課的なところに就農相談の電話をする
- 就農相談センター的なところに就農相談の電話をする
- ZOOM、電話で就農相談を重ねる
- 農業関連の事務仕事を1年間務める
- インターンシップや研修に参加する
- 果樹を専門的に学べる学校にて研修する ←いまココ
私は約10年間公務員をしていました。その中で「自然に関わる仕事がしたい、自分で経営もしてみたい」と言う思いから、農業を志すことにしました。
とは言え何から始めたらいいか全くわからない。取り急ぎ、就農希望地の役所の農林〇〇課と言う部署に電話して聞いてみることにしました。
1.役所の農林〇〇課的なところに就農相談の電話をする
農業をやりたいんですが、という言葉に対して、真っ先に聞かれた質問は「どんな作物を栽培したいのですか?」というものだったと記憶しています。そして私はそれに対しての答えを全く用意していませんでした。完全な準備不足。
農業をやりたいと言えば、「人手不足で困ってたんです!ぜひ!」という返答を無意識に期待していたのかもしれません。でも現実はそう甘くはありませんでした。
「た、たとえばミカンとか…」完全な思い付きでそう答えたものの、後々これがきっかけでいろいろ調べた結果「果樹をやってみたい!」と思うことになったので不思議なものです。その後、メールでのやりとりを経て以下のような聞き取りがありました。
就農相談前に準備しておく事項
・農業を開始するにあたり必要な資金は確保されているか
・なぜその作物を栽培しようと思ったのか
・移住するのであればその時期
・農業経験の有無
・就農を希望する動機
・家族は同意しているか
・雇用就農か、独立就農か
これらは就農相談をするうえで必ずと言っていいほど聞かれることかと思いますので、相談前に準備しておいた方がいいかもしれません。私のように無鉄砲な電話をすると、忙しい職員さんの時間をとってしまうばかりかヘタすると門前払いの可能性もあると思います。マネしないでください。準備はしておくに越したことはないと思います。
続きはまた次回に書きます。それでは。
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