就農までの流れ(予定)・農業の補助金について

就農全般

みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラユウタロウです。

農業研修生、新規就農者が受けられる主な補助金として、「就農準備資金・経営開始資金」があります。

(就農準備資金)
道府県農業大学校や先進農家などで研修を受ける場合、研修期間中に月12.5万円(年間最大150万円)を最長2年間交付
農業研修中の研修生に対しての補助金で、要は就農前の準備期間に補助を受けることができます。

(経営開始資金)
新規就農される方に、農業経営を始めてから経営が安定するまでの最大3年間、月12.5万円(年間150万円)を交付
こちらは実際に就農してから補助を受けられるものです。

詳しい要件等については農水省のHPをご覧いただければと思うのですが、就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金):農林水産省www.maff.go.jp

私は何にも知らなかった頃に「農業やれば補助金が貰えるんだ!」とだけ思い込んでいて、農業やると宣言して申請したらすぐもらえるものだと勘違いしていました(今となったらなんと呑気な…)。

ところが、就農準備資金については「都道府県等が認めた研修機関・先進農家・先進農業法人で概ね1年以上(1年につき概ね1,200時間以上)研修すること」という要件もあり、まず認められた研修機関等で研修を受けられる環境を作らなければいけません。

また、経営開始資金においては、まず「就農時の年齢が、原則49歳以下の認定新規就農者であること」が求められており、この「認定新規就農者」になることが第一歩となっています。

ですので、必ずしもこうなるわけではないですが、ベーシックな流れでいけば

  1. 認められた研修機関で1年間(1200時間)の研修を開始する。
  2. 就農準備資金の「研修計画」を作成し、交付主体に申請する。
  3. 研修中に「青年等就農計画」を作成し、交付主体に申請する。認められれば認定新規就農者となる。
  4. また、同時にその他の申請書類も提出し、経営開始資金について交付主体に申請する。

という流れになると思います。

ちなみに私のこれまでの流れと予定はこんな感じです。

とはいうものの、認定新規就農者になるうえで、作成するのは「青年等就農計画」だけではなく、実際にはその資料の基となる就農計画(経営計画)を詳細に作成しておく必要があります。おそらくどの都道府県でも大体は共通だと思うのですが、これを作成して普及センター等にチェックしてもらって、その上で青年等就農計画認定の申請を正式に出す流れになると思われます。

これがまた大変…ですが、就農計画についてはまたいつか時間があるときに書きたいと思います。

みんな頑張って準備しましょうー!それではまた次回。

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